アンチ-ロマンチシズムと文学との幸福な共存を謀ります。当面、「炭鉱のカナリア」になる決意をしました。第二次安倍政権の発足以来、国民は墨を塗られるだろうと予測していましたが、嫌な予感が現実になりつつあります。日本人の心性や「日本国憲法」の問題などを取り上げながら、自分の明日は自分で決めることの大切さを、訴えていきたいと思います。
2013年12月6日、「特定秘密保護法」が成立してしまいました。

この法律が、目を疑うような欠陥法であることは、弁護士や社会学系の研究者も色々に指摘しています。
国家機密として情報を国民から隠す以上、国民が不利益を被らないような仕組みを幾重にも整備しておくことが、大前提です。

1)権力の恣意性を防ぐチェック機関が組織され、有効に機能すること。
2)30年といった(アメリカの場合)期間の後、原則として秘密が公開されること。
また、公開前に文書を破棄してしまえる、今の文書管理についての法律を改正し、破棄できないようにすること。
原則公開することにより、秘密指定したことの政治的妥当性について、有権者の審判を受けること。
3)恣意的解釈をいくらでも可能にする、「その他」という表現が頻用されているが、全て削除すること。

さしあたり、この3点は、譲歩できない前提となるでしょう。
安倍政権は、これらを無視して「丁寧」に「説明」すれば、国民を言いくるめることが出来ると思っているようで、「国民はすぐに忘れる」と豪語している議員もいるとか。

これからの3年間が、歴史の分岐点となるでしょう。
2016年は、衆参ダブル選挙になると予測されます。
日本は類を見ない「老人国」になっていくのですが、そこで「日本を取り戻す」とはなにを意味するのか、真剣に問わぬまま、政策を決められては困ります。

弁護士団体などから、「特定秘密保護法」が「日本国憲法」に抵触するとして、違憲判決を勝ち取るための訴訟も起こされるはずです。

国民が「被害妄想」していることは絶対に起こらない、国民の権利が侵害されるなど「非現実的だ」と、法律を通した議員とその取り巻き連中は、火消しに躍起になっています。

しかし、法律の条文が、理論上、「被害」が起こりうるように書かれていることは、隠しおおせるはずもない。

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加えて、自民党の「憲法草案」について、その驚くべき意図を、国民が広く知るべき時が来ていると思います。
「国民主権」や「基本的人権の尊重」を国民から奪いさる意図が明らかな「草案」です。
この「草案」に、私は、「悪意」を感じ、生体として「危険の感覚」を持ちます。
私は、これまで私自身を守ってきた、この「危険の感覚」を信じます。自民党より自分を、信じます。

同じように「危険の感覚」を、多くの国民が「特定秘密保護法」に対して抱いたのでしょう。
「国民主権」を否定したい自民党にして、「特定秘密保護法」あり、だということを絶対に忘れてはいけません。

近隣国の脅威から「国民の皆様を守るために」と、彼等は決まって主張します。
私も、現実的に考えれば、むしろ軍備はあったほうが良いとさえ思います。
ただし、それを統括するのは、「基本的人権」を尊重する政治勢力でなければなりません。
情報統制、思想統制のある近隣2国を見ても分かるように、「個人」の人権をないがしろにする全体主義の国家は、国外に対しても、国内に対しても、同様に非道な事をやります。

人の頭の中に手を突っ込んで精神を支配し、いいようにコントロールするのが、新興宗教でしばしば行われることです。
その、新興宗教の教祖の器、でしかない人間が、日本を取り仕切ろうとしている、と私は見ています。
日本という国が、カルト化の危機にあるといえば、大袈裟でしょうか。
自分の頭で考えるのが難しいから、人に決めて欲しい、どこでもいいから強引に誘導して欲しい、という暗い欲望に囚われている人が相当数いるのではないかと思います。
おそらく、ネトウヨと呼ばれる人々など。

しかし、その欲望に流されるのは、自傷行為です。
生体としての本能によって、何が自分の利益になり、何が不利益になるか、察知できる能力を、私達は備えているはずです。
警報が、耳の奥で鳴っていませんか?
「危ないぞ、危ないぞ」という直観をやり過ごさず、「反知性主義」勢力の主張していることを、情報を駆使し、論理的に、吟味してみようではありませんか。

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[2013/12/11 07:55] | 右翼・戦争・カルト
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