アンチ-ロマンチシズムと文学との幸福な共存を謀ります。当面、「炭鉱のカナリア」になる決意をしました。第二次安倍政権の発足以来、国民は墨を塗られるだろうと予測していましたが、嫌な予感が現実になりつつあります。日本人の心性や「日本国憲法」の問題などを取り上げながら、自分の明日は自分で決めることの大切さを、訴えていきたいと思います。
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二宮厚美の『安倍政権の末路』を読んでいて、びっくりするような「富豪」についての記述に出会った。

スーザン・ジョージは「一%」のウオール街住人を語って、彼らは貧困になろうとしても、もはや決して貧困になることのできない人々である、と形容している。この世に生きているかぎり、どうあがいても、決して貧困になることができない人々-これが富豪の定義だというのである。なぜ、彼らは貧しくなろうとしても、なることができないのか。彼女はこう説明する。ウオール街の富豪は、毎日毎日およそ一三・七万ドル(一ドル=九〇円換算で約一二〇〇万円)以上使わないと、自動的にますます金持ちになってしまう人びとのことである。
(『安倍政権の末路』p50,2013年7月10日,旬報社)

これは、スーザン・ジョージの著書『これは誰の危機か、未来は誰のものか』(2011年,岩波書店)からの引用ということだ。
それにしても、一年365日、毎日1200万円以上使う生活なんて、可能かどうかも分からないし、私でなくとも普通の人なら、その様子を想像してみる意欲さえ湧かないだろう。
お金はいくらあっても邪魔にならないという人もいるが、このくらいになると、なにかしら邪魔になるのではないかと思うのは、貧乏人の僻みだろうか?
彼ら「富豪」から見て、ものの数にも入らない低賃金労働者の僻み・・・。
しかし私は、彼らの仲間に入れてもらえなくても、一向に構わないという気がする。
「利他」ということを考えないで生きるのは、私は恐ろしくて嫌だからだ。
「情けは人のためならず」ということわざだってある。

あの世にいかねばならぬ間際には、使い切れないほどの財産で豪奢な生活をした事なんて、支えになるとは思えない。

日本の「一流」企業を評価する物差しとして、「社会的貢献」ということが捨て去られたのは、いつのことだろう?
リーマンショックの頃からか?それほど昔の事ではないはずだ。
企業への好感度が、日本国内の「雇用」や社員の「厚生」、地域経済への寄与、等によって左右されていた時代には、もう決して戻らないのだろうか?
「チョコレートディスコ」のピアノバージョンと「美しい日本」の風景を取り合わせたCMも、ひねくれ者の私には日本を「利用」しているようにしか受け止められない。
ハイブリッド車の開発にしても、日本の「工学部」が養成した技術者たちが中心にやっているはずだ。
工学士一人養成するのに、日本人の税金がどれだけ投じられているか?
学生から授業料を集めただけで、大学教育が立ち行くはずないじゃないか!特に、医学部だの工学部だのは。
グローバル化で欧米の大学卒の技術者たちが主になってる訳でもないのだろうから、「トヨタ」は先頭に立って、日本に還元すべきなのに、日本から取りたい一方のようだ。
今やもう、あれらを「ハゲタカ」企業と呼ぶのが、実態に合っているのではないか?

二宮の著書では、「貨幣数量説」への批判が面白い。「マネタリーベース」と「マネーストック」の問題が、素人にも分かるように書かれている。
→→旬報社ホームページ
次の記事で、少し紹介できればと思う。

今、「SOHO」と呼べば聞こえはいいが、要するに請負の仕事を薄利でやっていて、手一杯である。
それで、記事を書くにも資料を読む時間がない。この記事も、どうにか書いた・・・。
以前なら、正社員が社内でやっていた仕事が、非正規雇用でさえないネット上のフリーランスに、雀の涙ほどの報酬と引き替えに回されている。
日本の企業は、こんな事をやっていていいのだろうか?
私が体験しているのは、日本が衰退していく具体的な過程かもしれない。

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[2014/03/20 06:30] | 金融政策と日本の行方
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