「心理職」とは、心理に関する職業のことで、その業務に従事する人を日本では心理士とかカウンセラー等と呼んでいる。
2014年は、長らく進展しなかった(というか精神科医の団体から横槍を入れられてきた)心理職の「国家資格」化が一気に進みそうな勢いを見せた。
安倍総理のご都合解散で一旦廃案になったけれど、2015年には、カウンセラー達を精神科医団体の支配下に置きたいという悲願は達成されるのだろう。
カウンセラー達と言っても、国家資格としての「公認心理師(仮称)」以外を、精神科医といえども支配することは無理だ。
なぜなら、「公認心理師」というのは所謂「名称独占」であって「業務独占」ではないはずだから、「公認心理師」以外も心理相談を行うのは勝手である。
「公認心理師」が国家資格化された場合に、可決されようとしている法案が後々いろんな問題を引き起こすことは、容易に予想できる。
「公認心理師」は医療機関の外でクライアントに接する時も、精神科医の「指示」に従うべしと、法律で決まりそうな動きなのだ。
病院以外の、心理師個人のカウンセリングルームでクライアントに接している時も、精神科医から「指示」を受けるべし、となれば事態はかなり混乱するだろう。
こういう危うい事を議論を尽くさず強行するのは、いつものことなのだが・・・。
精神科医が信頼できないと判断して「公認心理師」に助言を求める様なケースで、クライアントの人権を侵すことにもなりかねない。
素人考えだが、訴訟の挙げ句に「違憲」判決に行き着くような危うさは無いんだろうか?
最初から、精神的な問題で苦しむ人を第一にした法律にすべきだが、強権を持った「ギルド」は競合者を弱らせることしか頭にない。
こういう心配を、「臨床心理士」の団体や、病院で治療を受ける側が抱くのは、結局、日本の精神科医が悪質すぎるからだ。(中には稀に、良心的で研鑽を怠らない精神科医も居るだろうが。)
私は10代の頃から極度の不眠症で、ベンゾジアゼピンを処方してもらう為に15人程の精神科医と顔を合わせたが、リピートしても良いと思ったのは、たった2人だった。
だいたい日本では、「心理学」なんかロクに知らなくても精神科医になれる。
医学部のシラバスを見ても分かる様に、内科と外科に関する科目がメジャーな教育内容で、精神医学は付け足しみたいなものだ。
診療しながら勉強している医師も居るには違いないが、外科の勤務医を退職して設備投資が少ないからと心療クリニックを開業する医師も居る。(゜∀゜)
そういうことで、私が顔を合わせた精神科医の全員が(まともな2人も含めて)、心理療法と言いつつ「世間話」と「身の上相談」の域を出ない対応しか出来なかったのは、当然とも言える。
恐らく、あの全員がユングの著書さえも読んだことがない。
グレートマザーの概念をロクに知らずにノイローゼの人間に接して、どれ程の事が出来るだろう?
それに、日本では精神科医も、「脳」という「臓器」に投薬して脳内物質の量を加減する、といった発想の上に立ちがちだ。
日本の精神科医は「心の専門家」じゃなく「臓器の専門家」です!
結局私が言いたいのは、「公認心理師」が国家資格になって心理相談が保険適用になっても、精神科医の支配下にあるカウンセラーなんて、頼るだけムダかもしれない、ということ。

あと、「公認心理師」の議論では、雑な水掛け合いがされている。例えば。
*大学院卒じゃなく学部卒では力量不足だ!
*心理相談は、「医療行為」かどうか?
こういう点に対しても、言いたいことはある。
もちろん「心理学」の専門的な知識は必要だが、知識だけではダメで「感性」とか「洞察力」によってクライアントが救われることもある。
また、「心理相談」を必要としている人々の多くは、狭義の「精神病」ではなく、ノイローゼとか「神経症」でしょうが!!!
私の「不眠症」には医師が出すベンゾジアゼピンが効いた事は事実だが、私の「脳」は器質的な病変を起こしていない。
幻覚も幻聴も妄想もない。
つまり、「病的」ではあったが、以前も今も私は「病気」ではない。
医師以外に薬を処方できないので仕方なく、多くの人が「ノイローゼ」で精神科に行っているのである。
本来は、精神科の領域は「統合失調症」などで幻覚や幻聴があるなど、明らかな「病気」に限るべき、というのが私が経験から導き出した答。
しかし、シロアリの様な精神科医は鬱病を「発明」して「セロトニン」の量がどうだこうだと、「薬漬け」状態を作りたがっていると、あちこちでバクロされる始末。
「病気」でないものを取り込みたい、という彼らの基本的な姿勢が、「心理職」の国家資格化でも貫かれているのだ。
実は私は、あるカリフォルニア州公認カウンセラーのセラピーを続けて受けている。
自分の悩みに真に効果があるのは何か見極め、諦めず探し続ける事が先決。
そして、チョットした不眠くらいなら、かかりつけの信頼できる内科医にでも相談した方が良いかもしれない。
2014年は、長らく進展しなかった(というか精神科医の団体から横槍を入れられてきた)心理職の「国家資格」化が一気に進みそうな勢いを見せた。
安倍総理のご都合解散で一旦廃案になったけれど、2015年には、カウンセラー達を精神科医団体の支配下に置きたいという悲願は達成されるのだろう。
カウンセラー達と言っても、国家資格としての「公認心理師(仮称)」以外を、精神科医といえども支配することは無理だ。
なぜなら、「公認心理師」というのは所謂「名称独占」であって「業務独占」ではないはずだから、「公認心理師」以外も心理相談を行うのは勝手である。
「公認心理師」が国家資格化された場合に、可決されようとしている法案が後々いろんな問題を引き起こすことは、容易に予想できる。
「公認心理師」は医療機関の外でクライアントに接する時も、精神科医の「指示」に従うべしと、法律で決まりそうな動きなのだ。
病院以外の、心理師個人のカウンセリングルームでクライアントに接している時も、精神科医から「指示」を受けるべし、となれば事態はかなり混乱するだろう。
こういう危うい事を議論を尽くさず強行するのは、いつものことなのだが・・・。
精神科医が信頼できないと判断して「公認心理師」に助言を求める様なケースで、クライアントの人権を侵すことにもなりかねない。
素人考えだが、訴訟の挙げ句に「違憲」判決に行き着くような危うさは無いんだろうか?
最初から、精神的な問題で苦しむ人を第一にした法律にすべきだが、強権を持った「ギルド」は競合者を弱らせることしか頭にない。
こういう心配を、「臨床心理士」の団体や、病院で治療を受ける側が抱くのは、結局、日本の精神科医が悪質すぎるからだ。(中には稀に、良心的で研鑽を怠らない精神科医も居るだろうが。)
私は10代の頃から極度の不眠症で、ベンゾジアゼピンを処方してもらう為に15人程の精神科医と顔を合わせたが、リピートしても良いと思ったのは、たった2人だった。
だいたい日本では、「心理学」なんかロクに知らなくても精神科医になれる。
医学部のシラバスを見ても分かる様に、内科と外科に関する科目がメジャーな教育内容で、精神医学は付け足しみたいなものだ。
診療しながら勉強している医師も居るには違いないが、外科の勤務医を退職して設備投資が少ないからと心療クリニックを開業する医師も居る。(゜∀゜)
そういうことで、私が顔を合わせた精神科医の全員が(まともな2人も含めて)、心理療法と言いつつ「世間話」と「身の上相談」の域を出ない対応しか出来なかったのは、当然とも言える。
恐らく、あの全員がユングの著書さえも読んだことがない。
グレートマザーの概念をロクに知らずにノイローゼの人間に接して、どれ程の事が出来るだろう?
それに、日本では精神科医も、「脳」という「臓器」に投薬して脳内物質の量を加減する、といった発想の上に立ちがちだ。
日本の精神科医は「心の専門家」じゃなく「臓器の専門家」です!
結局私が言いたいのは、「公認心理師」が国家資格になって心理相談が保険適用になっても、精神科医の支配下にあるカウンセラーなんて、頼るだけムダかもしれない、ということ。

あと、「公認心理師」の議論では、雑な水掛け合いがされている。例えば。
*大学院卒じゃなく学部卒では力量不足だ!
*心理相談は、「医療行為」かどうか?
こういう点に対しても、言いたいことはある。
もちろん「心理学」の専門的な知識は必要だが、知識だけではダメで「感性」とか「洞察力」によってクライアントが救われることもある。
また、「心理相談」を必要としている人々の多くは、狭義の「精神病」ではなく、ノイローゼとか「神経症」でしょうが!!!
私の「不眠症」には医師が出すベンゾジアゼピンが効いた事は事実だが、私の「脳」は器質的な病変を起こしていない。
幻覚も幻聴も妄想もない。
つまり、「病的」ではあったが、以前も今も私は「病気」ではない。
医師以外に薬を処方できないので仕方なく、多くの人が「ノイローゼ」で精神科に行っているのである。
本来は、精神科の領域は「統合失調症」などで幻覚や幻聴があるなど、明らかな「病気」に限るべき、というのが私が経験から導き出した答。
しかし、シロアリの様な精神科医は鬱病を「発明」して「セロトニン」の量がどうだこうだと、「薬漬け」状態を作りたがっていると、あちこちでバクロされる始末。
「病気」でないものを取り込みたい、という彼らの基本的な姿勢が、「心理職」の国家資格化でも貫かれているのだ。
実は私は、あるカリフォルニア州公認カウンセラーのセラピーを続けて受けている。
自分の悩みに真に効果があるのは何か見極め、諦めず探し続ける事が先決。
そして、チョットした不眠くらいなら、かかりつけの信頼できる内科医にでも相談した方が良いかもしれない。
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musashi44 以前、心療内科の本を読んで共感するところがありました。また、医大の友人がもっとも優秀な人が精神科に進むと言っていたので、精神科医を信頼していましたが、そんなことないのですね!
いつも記事に勉強させていただいております。
Re: タイトルなし
小谷予志銘 musashi44さんへ
musashi44さんの御友人が、優秀な部類に属する精神科医である可能性は、あります。
精神科医に限らず、ピンからキリまでいますから、御友人は信頼できる医師かもしれませんよ。
でも、日本人に強いお医者様信仰は、大袈裟ではなく患者の安全にとって良くありません。
私立の医学部なんて、学費の高さから医師や会社経営者の子弟でもなければ、進学不可能です。
つまり、「公平な競争」は最初から無いわけです。
医師の国家試験で一定の担保がされているものの、公平な競争を経ていればもっと優秀な人が医師になっているはずなのです。
あと、「ノイローゼ」等で軽い薬が必要なケースは、逆に本当に注意して医師を選んだ方が良いです。
外科医でも眼科医でも、急に精神科医に転身して「標榜」できるのが日本の制度ですから。
だったら、軽い睡眠薬くらいなら内科医に出してもらった方が安心かもしれないという事です。
どの診療科でも、薬の処方に慎重な医師、健康保険の財政の事を考える医師は、優秀な傾向があります。
どうも、あれ程悲惨な人質事件が起こって人が2人も亡くなっているのに、安倍政権を批判してはいけないという圧力が、大きく大きくかかっているようです。
国のトップは、一般人とは違うのですから言動が批判されて当然なのに、日本の総理大臣って何故か優遇されているんですね。
このまま総理大臣の失策を批判も出来ない状況が続くと、2050年には英の雑誌『エコノミスト』の予測が当たってしまうのかもしれませんが。
私は、政治に関する記事を書いたときは、お気に入りのブログにトラックバックを送信しているのですが、その中の1つ猪野亨氏のブログでも、コメント欄が大変なことになっています。
今に始まったことではありませんし、猪野氏は私と違って酷いコメントも戦略的に公開される方針です。
私も余りヒマではないので、いわゆる「工作員」か安倍信者が書く長ったらしいコメントを丹念には分析できないです。
が、読んでいると「ははーん!」と思うことがあるので、私のブログの読者にも読んで頂くために記事にします。
猪野亨氏の記事とコメント欄は、例えばこちら→「安倍政権を批判するのは非国民! 「イスラム国」を批判するのが悪い?」
********************************************************
現政権を擁護する方々については、「右翼」だの「ネトウヨ」だのと呼ぶのさえ、実態に合いません。
それらの御方々は、暴力気質の「反社会的勢力」であり、それ以上でも以下でもないです。
今の日本は、その点を、先ずはっきりさせるべき時期に来ており、本質を明示する名称を使うようにしたいものです。
極右というのは、もはや「右」から振り切れたヤクザ、「ならず者」ですから、私は、「極右」という言葉は実態に合うと思います。
御方々は、安倍政権批判者のちょっとした言葉の揚げ足を取り、論理をすり替え、一見モットモらしくみせる修辞法を使っているに過ぎません。
だから、どんなに冗長に書いて、複雑そうな要素を取り入れてみても、骨格が極めて単純なので似たり寄ったりにしか、ならないのです。
御方々が「これでもか!これでもか!」と述べ立てても、土台が土台なので金太郎飴を免れません。
また、批判された言葉をそのまま「オウム返し」のように相手に向けるのも、御方々の修辞法の1つです。
心理学的には、自我が未熟な人がよく行う「投影」に近い、自己防衛法です。
攻撃と防御を一体化出来ますから好都合です。
御方々は、自分たちのレトリックを客観的に分析する力がないので気付けない状態か、気付いていても「教祖」のために尽力している「工作員」か、どちらかです。
その言葉の唯一の効能は、脅しによって、人々の理性を潰し、思考を停止させることです。
複雑なものは一様ではない個々の立場を許容しますから、複雑なものは自ずと人間を叩き潰すことは出来ないのです。
御方々の書き込みが本質的に金太郎飴や「オウム返し」でなくなったとき、気付くと彼らの武器は消えているでしょう・・・。
こういう書き込みに一々取り合っているより、私達には他にすべきことがあります。
ところが今、安倍政権への批判に対して「はじめに批判ありき」の様な主張はレベルが低い、とか変なことを言って、ブログで発信するのを邪魔しようとする人々がいます。五月蠅いです。
今回の人質事件に限らず国民にとって不都合な状況が明るみに出る度、批判しようとすると言わせまいとする動きがありますね。
しかし、安倍政権が進めている政策に対して、またその背後に有る国家観や人間観に対して、何一つとして賛同できないのだから、レベルが低いなどと深層心理をくすぐって黙らせるような戦略をいくら採られても、自分の態度は変えられません。
現在に対しても将来に対しても、「何処の誰だか分からない御方々」の言いなりになっていれば大丈夫!責任も取ってもらえる!なんて、賛同するバカがどれ程いるでしょうか?
御方々は、こちらの「はじめに批判ありき」を非難すれば、黙らせられると思っているようです。
あるいは、戦後の民主主義を潰したい自分たちの立場を、許容しろ、というのがホンネでしょう。
しかし残念ながら、その立場だけは「最初から」許容できません。
そんなに戦前の日本が慕われるなら、サークルでも作って賛同者達の間で抑圧ごっこをやっていればよいのでは?
それとも、違う考えの人間を巻き込まないと、幻想は強固になりませんかね?
戦後の日本人は恥を知れ!兵隊さんは立派だった!美しき日本の伝統に立ち返って辛苦に耐えよ!とか言ってデモでもやったらどうでしょう?
ともかく、悪いと思ってないものを「悪い!恥ずかしい!」と格下げされて、従属させられ手出し口出しされる筋合いは、無いです。
つまり、自民党改憲草案を厚かましく押しつけてくる様な勢力は、日本でも日本以外でもあってはならない存在です。
5年後、10年後、さらに2050年の日本と日本人が改憲草案のような価値観の元で、酷いことになっているという各自の予測を、「何処の誰だか分からない御方々」に偉そうに言われて、取り下げる???
そんなバカな。少なくとも、私の「見る目」の方が確かです。
私は、自分の判断で難を逃れてきましたし、これからも自分の判断で生きていきます。
危機的な事態を演出しておいて、「さあ、言いなりになれば助かります」という手口を使う人間のことを、私は知り抜いています。
今回起こったような人命損傷と、中東にいる日本人が政府によって活躍を邪魔される事態は、私は生じることを予測していました。
今後も、安倍政権は惨事を呼び寄せるでしょう。
御方々の言葉に感心して(!)考えを変える様な知性・感性の劣った人間なら、別にネット上でなくても色んな所で影響されて、「肉屋を賛美するブタ」になるでしょう。
だから、公序良俗にでも反しない限りブログの変なコメントは公開・保存すべきだし、後々、良い「歴史資料」になります。
(猪野先生、今後も積極的に、奇っ怪なコメントを公開してください。)
現政権の取り巻きが運営しているサイトなどは、旗色が悪くなれば撤収して、その見え見えの言辞も歴史の資料として残らないと思います。
あの敗戦後に、マズイ資料が焼き払われたように・・・。
今の日本では、立派そうに繕った「反社会的勢力」が、人々を黙らせ、平和に安定した社会を壊す為に、お為ごかしで吐き続けるクズのような言葉が、ネットにも地デジにも溢れています。
それらが、非常に浅はかで単純なレトリックに満ちていることは、集約的に明らかにされ、5年後10年後に日本以外にとっても貴重になるでしょう。
国のトップは、一般人とは違うのですから言動が批判されて当然なのに、日本の総理大臣って何故か優遇されているんですね。
このまま総理大臣の失策を批判も出来ない状況が続くと、2050年には英の雑誌『エコノミスト』の予測が当たってしまうのかもしれませんが。
私は、政治に関する記事を書いたときは、お気に入りのブログにトラックバックを送信しているのですが、その中の1つ猪野亨氏のブログでも、コメント欄が大変なことになっています。
今に始まったことではありませんし、猪野氏は私と違って酷いコメントも戦略的に公開される方針です。
私も余りヒマではないので、いわゆる「工作員」か安倍信者が書く長ったらしいコメントを丹念には分析できないです。
が、読んでいると「ははーん!」と思うことがあるので、私のブログの読者にも読んで頂くために記事にします。
猪野亨氏の記事とコメント欄は、例えばこちら→「安倍政権を批判するのは非国民! 「イスラム国」を批判するのが悪い?」
********************************************************
現政権を擁護する方々については、「右翼」だの「ネトウヨ」だのと呼ぶのさえ、実態に合いません。
それらの御方々は、暴力気質の「反社会的勢力」であり、それ以上でも以下でもないです。
今の日本は、その点を、先ずはっきりさせるべき時期に来ており、本質を明示する名称を使うようにしたいものです。
極右というのは、もはや「右」から振り切れたヤクザ、「ならず者」ですから、私は、「極右」という言葉は実態に合うと思います。
御方々は、安倍政権批判者のちょっとした言葉の揚げ足を取り、論理をすり替え、一見モットモらしくみせる修辞法を使っているに過ぎません。
だから、どんなに冗長に書いて、複雑そうな要素を取り入れてみても、骨格が極めて単純なので似たり寄ったりにしか、ならないのです。
御方々が「これでもか!これでもか!」と述べ立てても、土台が土台なので金太郎飴を免れません。
また、批判された言葉をそのまま「オウム返し」のように相手に向けるのも、御方々の修辞法の1つです。
心理学的には、自我が未熟な人がよく行う「投影」に近い、自己防衛法です。
攻撃と防御を一体化出来ますから好都合です。
御方々は、自分たちのレトリックを客観的に分析する力がないので気付けない状態か、気付いていても「教祖」のために尽力している「工作員」か、どちらかです。
その言葉の唯一の効能は、脅しによって、人々の理性を潰し、思考を停止させることです。
複雑なものは一様ではない個々の立場を許容しますから、複雑なものは自ずと人間を叩き潰すことは出来ないのです。
御方々の書き込みが本質的に金太郎飴や「オウム返し」でなくなったとき、気付くと彼らの武器は消えているでしょう・・・。
こういう書き込みに一々取り合っているより、私達には他にすべきことがあります。
ところが今、安倍政権への批判に対して「はじめに批判ありき」の様な主張はレベルが低い、とか変なことを言って、ブログで発信するのを邪魔しようとする人々がいます。五月蠅いです。
今回の人質事件に限らず国民にとって不都合な状況が明るみに出る度、批判しようとすると言わせまいとする動きがありますね。
しかし、安倍政権が進めている政策に対して、またその背後に有る国家観や人間観に対して、何一つとして賛同できないのだから、レベルが低いなどと深層心理をくすぐって黙らせるような戦略をいくら採られても、自分の態度は変えられません。
現在に対しても将来に対しても、「何処の誰だか分からない御方々」の言いなりになっていれば大丈夫!責任も取ってもらえる!なんて、賛同するバカがどれ程いるでしょうか?
御方々は、こちらの「はじめに批判ありき」を非難すれば、黙らせられると思っているようです。
あるいは、戦後の民主主義を潰したい自分たちの立場を、許容しろ、というのがホンネでしょう。
しかし残念ながら、その立場だけは「最初から」許容できません。
そんなに戦前の日本が慕われるなら、サークルでも作って賛同者達の間で抑圧ごっこをやっていればよいのでは?
それとも、違う考えの人間を巻き込まないと、幻想は強固になりませんかね?
戦後の日本人は恥を知れ!兵隊さんは立派だった!美しき日本の伝統に立ち返って辛苦に耐えよ!とか言ってデモでもやったらどうでしょう?
ともかく、悪いと思ってないものを「悪い!恥ずかしい!」と格下げされて、従属させられ手出し口出しされる筋合いは、無いです。
つまり、自民党改憲草案を厚かましく押しつけてくる様な勢力は、日本でも日本以外でもあってはならない存在です。
5年後、10年後、さらに2050年の日本と日本人が改憲草案のような価値観の元で、酷いことになっているという各自の予測を、「何処の誰だか分からない御方々」に偉そうに言われて、取り下げる???
そんなバカな。少なくとも、私の「見る目」の方が確かです。
私は、自分の判断で難を逃れてきましたし、これからも自分の判断で生きていきます。
危機的な事態を演出しておいて、「さあ、言いなりになれば助かります」という手口を使う人間のことを、私は知り抜いています。
今回起こったような人命損傷と、中東にいる日本人が政府によって活躍を邪魔される事態は、私は生じることを予測していました。
今後も、安倍政権は惨事を呼び寄せるでしょう。
御方々の言葉に感心して(!)考えを変える様な知性・感性の劣った人間なら、別にネット上でなくても色んな所で影響されて、「肉屋を賛美するブタ」になるでしょう。
だから、公序良俗にでも反しない限りブログの変なコメントは公開・保存すべきだし、後々、良い「歴史資料」になります。
(猪野先生、今後も積極的に、奇っ怪なコメントを公開してください。)
現政権の取り巻きが運営しているサイトなどは、旗色が悪くなれば撤収して、その見え見えの言辞も歴史の資料として残らないと思います。
あの敗戦後に、マズイ資料が焼き払われたように・・・。
今の日本では、立派そうに繕った「反社会的勢力」が、人々を黙らせ、平和に安定した社会を壊す為に、お為ごかしで吐き続けるクズのような言葉が、ネットにも地デジにも溢れています。
それらが、非常に浅はかで単純なレトリックに満ちていることは、集約的に明らかにされ、5年後10年後に日本以外にとっても貴重になるでしょう。
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奇っ怪なコメント
猪野亨 ご紹介、ありがとうございます。
奇っ怪なコメントはたくさん来ていますが、公開する価値もないものも少なくないんですよ。
そのようなネットウヨクなどに構っているより、私たちの主張を声を大にして訴えていきましょう!
Re: 奇っ怪なコメント
小谷予志銘 猪野亨さんへ
猪野先生
「公開する価値のないもの」とは、箸にも棒にもかからないのですね。
そこまで無慚なコメントはウチには来ませんが、だいたい想像はついて、誰にも模倣が可能なんでしょう。
声のデカさでも、負けないようにしたいものです。
musashi44 愛する日本人を守るため、どうしても言わなければならないときがあると思います。
小谷さんのブログに心から敬意を表します。胸のすく思いです。ありがとうございます。
Re: タイトルなし
小谷予志銘 musashi44さんへ
実際に、あの頭も性根も悪い総理大臣がやる事を止められなければ、負け犬の遠吠えになってしまいます。
何か出来ることを探して、1つでもやりましょう。
人質事件が落着した途端に教祖様は、日本が人命だけではなく「経済的損失」を被りそうな場合でも、集団的自衛権を行使したいと、際限なくエスカレートしてますよ。
だいいち、なんで日本がイスラエルに肩入れするんでしょうね?
中東で安倍が発言した言葉を追求しても、いくらでも言い逃れが出来るでしょうが、親イスラエルはどうでしょう?
イスラエルの空爆で、パレスチナの人は逃げ惑っているわけです。
そのイスラエルに肩入れすることを、日本の有権者へのコトワリもなしに、安倍は勝手にやっているんですね。
中東への人道支援を貫くなら、軍事力で現地人を傷つけているイスラエルに対しては、少なくとも中立的であるべきでしょう。
安倍が軍需関連企業の社員を引き連れて中東に行き、嬉しそうにイスラエルと握手している様を、日本人の多くは何とも思わないんでしょうか?
→http://tanakaryusaku.jp/2015/01/00010526「2015年はガザ虐殺の加害者となる年」
マスコミが高級料理ごときでジャーナリスト魂を売っている今、ネットを見ない人々にどう伝えるかが難しいんです。
今のところ、ましな政党をプッシュして、各戸にビラでも撒いてもらう以外に、思いつかないです。
musashi44 お返事ありがとうございます。
考えが浅いのでお恥ずかしいのですが、私見を少し・・・
これは想像ですが、ネットに依存している人々で戦後教育を受けていない人々は右傾化していると思います。特に主婦の皆さんはひどいです。私の親戚であんなに韓国が好きだった女性が嫌韓嫌中にのめりこんでいます。中国産のウナギは人肉で育てていると真面目に言っている人もいます。
ネットに依存していない人は恐らく平和主義でしょう。安倍政権がその正体をあからさまにし、大マスコミが報道すれば、政権に嫌気をきたすと思います。
マスコミに公平・公正な報道を求め、権力の介入があれば批判していくことが大切だと思いますし、野党においては富国強兵・国家主義でありながら平和主義・民主主義をよそおっている安倍政権の本質を国民に訴えると同時に自らの外交・安全保障のスタンスをハッキリさせれば・・・一部の野党の化けの皮をはがすことができるし、国民の支持を集めるでしょう。言い過ぎかもしれませんが、是是非非の嘘を暴くことができるかもしれません。
そのような野党が出現すれば、無償でビラ配りしたいと思います。
Re: タイトルなし
小谷予志銘 musasi44さんへ
ネットを見ず新聞やテレビの情報を見ている人が何を考えているかは、様々な人がいるので測りがたいと言うことですね。
新聞も読まずテレビの報道を見ない人もいるでしょうし。
安倍が、次の参院選後に憲法改正の投票をやると息巻いています。
お腹の具合が悪くなるとか、官製相場が混乱するとかしない限り、そこまで持って行かれるでしょう。
連中の野望を、国民投票で否決できるかどうか、にかかっているわけです。
それまでに、少しでも多くの人に現政権の危険性を気付いてもらうしかないですね。
管理人のみ閲覧できます
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猪野亨 ご紹介、ありがとうございます。
奇っ怪なコメントはたくさん来ていますが、公開する価値もないものも少なくないんですよ。
そのようなネットウヨクなどに構っているより、私たちの主張を声を大にして訴えていきましょう!
Re: 奇っ怪なコメント
小谷予志銘 猪野亨さんへ
猪野先生
「公開する価値のないもの」とは、箸にも棒にもかからないのですね。
そこまで無慚なコメントはウチには来ませんが、だいたい想像はついて、誰にも模倣が可能なんでしょう。
声のデカさでも、負けないようにしたいものです。
musashi44 愛する日本人を守るため、どうしても言わなければならないときがあると思います。
小谷さんのブログに心から敬意を表します。胸のすく思いです。ありがとうございます。
Re: タイトルなし
小谷予志銘 musashi44さんへ
実際に、あの頭も性根も悪い総理大臣がやる事を止められなければ、負け犬の遠吠えになってしまいます。
何か出来ることを探して、1つでもやりましょう。
人質事件が落着した途端に教祖様は、日本が人命だけではなく「経済的損失」を被りそうな場合でも、集団的自衛権を行使したいと、際限なくエスカレートしてますよ。
だいいち、なんで日本がイスラエルに肩入れするんでしょうね?
中東で安倍が発言した言葉を追求しても、いくらでも言い逃れが出来るでしょうが、親イスラエルはどうでしょう?
イスラエルの空爆で、パレスチナの人は逃げ惑っているわけです。
そのイスラエルに肩入れすることを、日本の有権者へのコトワリもなしに、安倍は勝手にやっているんですね。
中東への人道支援を貫くなら、軍事力で現地人を傷つけているイスラエルに対しては、少なくとも中立的であるべきでしょう。
安倍が軍需関連企業の社員を引き連れて中東に行き、嬉しそうにイスラエルと握手している様を、日本人の多くは何とも思わないんでしょうか?
→http://tanakaryusaku.jp/2015/01/00010526「2015年はガザ虐殺の加害者となる年」
マスコミが高級料理ごときでジャーナリスト魂を売っている今、ネットを見ない人々にどう伝えるかが難しいんです。
今のところ、ましな政党をプッシュして、各戸にビラでも撒いてもらう以外に、思いつかないです。
musashi44 お返事ありがとうございます。
考えが浅いのでお恥ずかしいのですが、私見を少し・・・
これは想像ですが、ネットに依存している人々で戦後教育を受けていない人々は右傾化していると思います。特に主婦の皆さんはひどいです。私の親戚であんなに韓国が好きだった女性が嫌韓嫌中にのめりこんでいます。中国産のウナギは人肉で育てていると真面目に言っている人もいます。
ネットに依存していない人は恐らく平和主義でしょう。安倍政権がその正体をあからさまにし、大マスコミが報道すれば、政権に嫌気をきたすと思います。
マスコミに公平・公正な報道を求め、権力の介入があれば批判していくことが大切だと思いますし、野党においては富国強兵・国家主義でありながら平和主義・民主主義をよそおっている安倍政権の本質を国民に訴えると同時に自らの外交・安全保障のスタンスをハッキリさせれば・・・一部の野党の化けの皮をはがすことができるし、国民の支持を集めるでしょう。言い過ぎかもしれませんが、是是非非の嘘を暴くことができるかもしれません。
そのような野党が出現すれば、無償でビラ配りしたいと思います。
Re: タイトルなし
小谷予志銘 musasi44さんへ
ネットを見ず新聞やテレビの情報を見ている人が何を考えているかは、様々な人がいるので測りがたいと言うことですね。
新聞も読まずテレビの報道を見ない人もいるでしょうし。
安倍が、次の参院選後に憲法改正の投票をやると息巻いています。
お腹の具合が悪くなるとか、官製相場が混乱するとかしない限り、そこまで持って行かれるでしょう。
連中の野望を、国民投票で否決できるかどうか、にかかっているわけです。
それまでに、少しでも多くの人に現政権の危険性を気付いてもらうしかないですね。
管理人のみ閲覧できます
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